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無添加骨太住宅
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リクシル(いい家ネット)
大喜工務店周辺には太くて立派な檜の柱がたくさん積み上げられています。ただルーフデッキを乗せているだけ。雨が降れば雨に濡れ、雪が降れば雪が積もる。何も知らずにこの状況を見れば、なんてひどい扱いなの、倉庫に入れてシャッターを閉めておかないとダメでしょう、となりますね。 実はこれ、鍛えている最中なのですよ。このように長期自然乾燥をすれば、年数が経つほど強度が上がり、ヒノキの持つ粘り強さ シロアリに対する強さ、抗菌防ダニ効果つまり腐りにくい性質が、より高められるのです。 草がいっぱい生えている中に大量の檜材が積み上げてある。このことが先ほど申し上げたシロアリに強く腐りにくい材料であることを証明しています。土の中にはたくさんのシロアリもいることでしょう。なのに、その上に置いてある檜材は全く影響を受けていません。もし、これで被害が出るようならば膨大な損失になるわけです。同じ材料でも強制乾燥したものは無理です。 多くの会社でヒノキの良さを述べられていますが、自然乾燥した場合のお話であり、なのに実際には、強制乾燥されたものが多く利用されています。しかし強制乾燥、特に高温乾燥をすることでそれらの優れた性質が全てなくなってしまいます。短時間に乾燥させると、骨粗鬆症のように木材の繊維が ぷちぷちに切れ強度が落ちてしまいます。その際にヒノキに含まれる精油成分がほとんど流れ出てしまいます。あの爽やかなヒノキの香りが消えるだけでなくシロアリが入りやすくなり腐りやすくなってしまいます。結局、強度がなくなり、腐りやすくなりシロアリが入りやすくなる、もうヒノキではなくなっています。 ある大手ハウスメーカーがこの強制乾燥したヒノキの端材をシロアリの巣に入れて、どうですシロアリが食べた跡があるでしょう、と言って薬剤をたっぷり使った家をアピールしています。 そうです。私たちがなぜ非常に長い年月をかけて自然乾燥をしているのか、その理由がお分かりになるかと思います。特に太い木材ほど多くの時間を要します。8寸角で7~8年、それ以上になると一寸当たり1年ずつ長期にわたって乾燥させます。つまり一尺角(30cm角)で10年、1尺2寸角(36cm角)なら12年という具合です。言い換えると現在使っている1尺角は10年前に購入した檜柱であり、現在購入したものは10年後にやっと使えるようになるわけです。気の長いお話ですよね。
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